末永く幸せな家族関係を築くのにタメになるエピソード

この頃、豆ごはんがマイブームです。
我が家は共働きなので、
いかに短時間で健康維持に良い料理が作れるか、研究中です。
豆とご飯の組み合わせで、人に必要な必須アミノ酸が
パーフェクトに摂れると聞き、数種の豆とご飯で炊いています。

新米夫婦の私ですが、10年、20年、50年……といつまでも
仲良く家族の関係を築いていきたいものです。
今日は夫婦(夫婦に限らず、どんな人間関係においても有効だと思います)仲良しの秘訣の
エピソードを紹介いたします。


                      仲良し家族

ある町に2軒の家が隣り合わせに建っていました。
一軒の家は7人暮らしでしたが、いつもにぎやかで
一家団欒の楽しそうな声が絶えませんでした。
もう一軒の家は3人の家族なのに、毎日ケンカが絶えず、
面白くない日ばかりを送っていました。

どうして隣はいつも睦まじく暮らしているのだろうと、
3人家族の主人が、隣の家にそのわけを聞きに行きました。
「あなたの家はいつも仲良く暮らしているのに、
私の家ではケンカばかりです。どうしてなのでしょう?」

すると、隣の家の主人は言いました。
「それはあなたの家が善人ばかりの家だからでしょう。
それに比べて私のところは、悪人ばかりの家だからなんですよ。」

その意味が理解できないので、3人家族の主人はさらに聞きました。
「どうしてもよく分かりません。悪人ばかりの家だったら、
余計にケンカが絶えないはずですし、逆に善人ばかりだったら
仲良くするはずですよ。」

「いえ、そんなことはありません。
たとえば夕飯のおかずが少なく、ご馳走じゃないとします。
そんなとき、
妻がこんなものしか作れなくてスミマセンと言い、
私は自分の稼ぎが少なくていつも悪いなと言い、
両親はいやいや、私達がいるから、
おかずが少なくなって申し訳ないと言い、
子供は学校の帰りが遅くなり、
お母さんの手伝いができなくってごめんねというんです。

つまり、みんな自分が悪いと思っているので、
ケンカしようがないのです。
それに対して、あなたの家ではおそらく、
みんな自分は善人だと思っているから、
それぞれ自分の非を認めたがらないのでしょう。」
それを聞いて、訪ねてきた主人は返す言葉がありませんでした。

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